- 熱中症予防対策の項目
- 冷却箇所の説明
- 講習完了者 氏名記入欄
以前、掲示物で「熱中症予防」そして「隠れ脱水」を作成させて頂きましたけれども、実はまだ義務化されていませんでした。
2025年、6月1日「熱中症対策の企業義務化」が制定されたことを踏まえまして掲示物を改めて作成させて頂きます。
「熱中症対策の企業義務化」に伴いまして、特別教育も新たに「熱中症予防管理者」の講習が追加されました。各事務所又は現場で掲示していただけるように特別教育講習完了者の氏名を記入して頂ける掲示物も一緒に作成させて頂きましたので、先ずはご覧頂きそして使用いただければ幸いです。
2022~2024年の3年連続で、職場における熱中症による死亡者数は30人を超えています。
熱中症対策の企業義務化になった事に関連して、企業が対策を怠った場合ですが・・・
労働安全衛生法第119条に基づき、「6カ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金」が科されるほか、法人に対しても「50万円以下の罰金」が適用されます。
普通に生活をしていても暑さで身の危険を感じる毎日ですから、現場作業はさらに過酷な中で動き回っていますので体内の水分+塩分の抜け方は尋常ではないけれども逆に水分+塩分補給のタイミングは作業の切れ目が見通せない為、現在では「クーリングタイム」として現場一斉に作業を中断する事が義務となっております。
皆さん、家族がいます。「家族は、今日も元気に帰ってきてくれる事が何よりも嬉しい」のです。
現場で働いている皆さんは必ず御守りとして「家族の写真」を持っています。自分が怪我をしても自分だけで解決していないと知っているからです。悲しむ家族がいる事を知っているからです。
酷暑と呼ばれる昨今、各現場で対策は練られているのは十分承知しておりますが、過酷な現場で作業されている皆様のお役に立てればと思っております。
「今日も一日ご安全に!」